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    今なお不思議なその顔

    • 2018.05.14 Monday
    • 22:21
    憂鬱な月曜日を終えて、ちょっとした薬を求めて薬局へ向かう途中。
    イヤホン越しにも聞こえてくる泣き声。
    見ると向い側から何かを盛んに訴えて泣き喚きながら歩く男の子、とそのお母さん。
    時折お母さんの手を引っ張って懸命に何かを泣きながら懇願しているが、お母さんすげなく手を解き、無言で無理だと伝えている。
    なおも泣き続ける幼児の声に、何となく「浄化」と言う気持ちになる。
    ああして手放しで悲しい心を解き放てる時の短さと、その素直な嘆きのかわいさがとてもきれいな物に思えた。
    あんなにわんさかと豪快に泣けるとは、何と清々しい事だろう。

    今度発売される吉井和哉ソロ15周年記念アルバム「SOUNDTRACK〜Beginning&The End〜」。
    そのアートワークが今日公開された。



    ポーンと放られたこの写真を見た時、ああやっぱり私はこの人に未だ惹かれているのだなあ、と思った。
    顔の良し悪しではなくて、この人と似た顔を私は知らないのだ。
    かわいそうなほどのオリジナリティだと思う。何にもそぐわないと言うことは。
    イエローモンキーのヴォーカリストとしての顔とはまた違う。
    華やかさをさらっと剥いで、個、としか言いようのない何か、のような。

    ついジーッと画面を見ていたら、脇から息子がやって来て、同じく画面を覗き込んだ。
    「本当にさぁ、吉井さんの顔って不思議だよね。」
    とポロっと言ったら、うん、と言って息子は、
    「何かが多過ぎて何かが足りないみたいな顔だね。」
    と言った。
    くそう、と思った。
    20年も見続けて来た母よりも、まるで的確な表現をしやがって、むかつく。
    まあ、そう言うものかもしれないですね。
    岡目八目とはよく言ったものですなぁ。

    ソロのファーストアルバムを出した頃だったか、ジャコ・パストリアスの肖像と言うアルバムみたいにしたかった、とか言っていたような気がする。
    曲達が集まって、一個のジャコ・パストリアスと言う風変わりな男が浮かび上がっているみたいだと。
    そんなアルバムになればと思ったと。

    この写真を見た時、その様な気持ちになった。
    この風変わりな男の中身は、やはり音楽の中にあるのだろう。

    今100分de名著を見ながら書いているけれど、神谷美恵子さんと石牟礼道子さんがダブって仕方ない。
    私の様な人間がおこがましいとは思いながら、このお二人の視点と言うものに死ぬるまでの間で少しでも近付けたらと思う。


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    • 22:21
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